文化の違い

あなたが30年以上ひとつの会社に勤めて、定年に近い年齢で転職すると会社の文化の違いに戸惑います。言葉遣いも、習慣も、経費の精算方法も、ルールの厳しさも前の会社と異なるでしょう。その違いにため息をつき、前の会社の文化を懐かしむことでしょう。

そう感じるのは、当たり前です。前の会社の文化があなたを育てたのです。前の会社の文化であなたの身体はできています。

しかし、前の会社は忘れて、何にも考えず、何も感じず、転職後の今の会社の文化に従うべきです。いちいち、文化の違いに出会う度に、ため息をついても、前進しません。このブログで以前に述べましたが、コントロールできないものは考えないのが良いと思います。

「俺がこの会社の文化を変えてやる」や「自分はこの会社には合わない」みたいなことは考えないことです。転職直後は自分の目の前の仕事に集中すべきだと思います。

少し時間が経って、文化の違いに戸惑いがなくなりますと、前の会社の文化と今の会社の文化の「いいとこ取り」をした自分になるかもしれません。

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