61歳と65歳の求人数はあまり変わらないのだけど

ハローワークインターネットの求人情報検索には年齢の項目があります。そこに61歳と入れるのと65歳と入れるのでは、65歳の方が検索されるパートタイムの求人数は少なくなります。しかし、その差は5%程度なのです。

「再雇用せずに60歳で転職をする」のと「65歳まで再雇用で働いて65歳で転職する」を比較する場合、求人数が変わらないのであれば、後者で良いと多くの人が考えます。累積で給与を計算すると後者の方が多いでしょう。

転職にはかなりのエネルギーが必要です。転職で使われるエネルギーの多くはメンタルの力です。仕事を探す、応募する、面接を受ける、新しい職場に適応する、といったことを乗り越えて行くには、粘り強いメンタルの力を必要とします。

就職活動は、相手のいることですので、活動期間を自分では決められないことから、長期的で継続的なメンタルの力が必要です。このメンタルの力を上手に言葉にできないのですが、前向きなチャレンジ精神のような力です。こういう力は加齢とともに衰えると思うのです。

65歳になったときの自分に、この前向きなメンタルの力があるのかということを考えましょう。60歳のうちに、このメンタルの力があるうちに行動を起こす選択も検討してください。求人数は65歳になっても5%しか減りませんが、前向きなメンタルの力は5%以上衰えているかもしれません。

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