健康を軸にキャリアを考える

中高年が2人以上集まるとどうしても、健康関連の話題になります。病気のこととか、検査の結果とかが話題となります。それだけ中高年にとって健康は、常に意識しているものです。

中高年は、意識とお金と時間の多くを健康のために費やしています。

以前働いていた会社で50代後半だけの7人のグループで働いたことがあります。営業日の半分くらいは、誰か1人は休んでいたような記憶があります。7人のグループですが、5,6人で回るように業務分担をしていました。

このグループでは、木曜日は要注意でした。週のなかで疲れがピークになり、大きなミスは必ず木曜日に起きていました。数字を読み違え伝票入力を間違えたり、情報を読み飛ばしたり、勝手な思い込みの判断をしたりと、元は疲労が原因でした。

60歳の定年を過ぎての仕事選びは、健康を軸に考えるべきではないでしょうか?

フルタイムで100%のパフォーマンスの結果を仕事で出しながら、健康を維持することが、簡単ではない年齢であることを自覚することです。それが中高年の仕事の選択の前提だと考えます。体も心も、強度が落ちていていることを自覚して、受け入れて、次の選択をすべきだと思うのです。

フルタイムで働いて、木曜日の朝に目覚めたとき、体の重さを感じるならば、中高年はそれ以上同じ生活習慣を続けるべきではありません。収入が落ちたとしても、健康を最優先して通勤時間の短い職場や、パートタイムの選択を検討することをオススメします。

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