疑われないような工夫は職場に溶け込むのに有効です。例えば職場であなたの職場で「鍵がなくなった」ようなことが起きると真っ先に疑われるのはシニア世代の人となります。あからさまに犯人と名指しされることはないと思いますが、それでも若い同僚はあなたを疑っているに違いありません。
シニア世代は、並行作業が不得意なため、「鍵を使った作業中に、電話が入って電話に集中してしまって、鍵をどこかに置き忘れた。」のようなことが起こります。同僚がシニア世代の習性を知っており、シニアが疑われるのです。
疑われるようなことはしないように、業務範囲を狭めてしまうのは馬鹿らしいし、絶対にやってはいけません。業務範囲を維持(または、拡大)し、疑われないようシニア世代は、少し工夫すると良いと思います。
最近、どの職場でもピリピリしているのはコンプライアンス関連だと思います。全作業に関して慎重になるのではなくて、「機密」「個人情報」「紛失の可能性」などの関連作業だけを、若い世代よりも慎重にされることをオススメします。
例えば機密情報を作業のためにコピーをして、作業終了後シュレッダーをかけるときには、同僚に立ち会ってもらって2人でシュレッダー作業をするというも工夫のひとつだと思います。鍵などを借用するときは、周りに声掛けをするとか、鍵の保管場所に自分の名札を置き、鍵を返却したら名札を回収する習慣づけするのも良いでしょう。
「機密」「個人情報」「紛失の可能性」関連だけは、職場のルールにプラスして自分のルールを課すことで、信頼を得ることができて疑いをかけられることを避けられるはずです。
