再雇用制度を利用して、充実した日々を送っている人もいれば、どこか精彩を欠き、つまらなそうに働いている人もいます。後者のような方々にお話を伺うと、どうやらお金の問題だけではないようです。
再雇用者の職場での居心地は、会社の経営陣の考え方に大きく左右されます。経営陣が中高年の経験やスキルに期待していれば、居心地は良いでしょう。しかし、期待が薄ければ、居心地が悪くなるのは当然です。
中高年を戦力として見ていない会社は、再雇用制度を形としては設けていても、彼らを一人の社員として扱いません。まるで蚊帳の外に置かれたような疎外感を感じたり、邪魔者扱いをされたり、あるいは期限のない雑務ばかりを押し付けられたりするのです。
このような状況に陥ってしまった場合、個人で解決するのは非常に困難です。会社側が倫理的に問題のある対応をしていたとしても、法的に問題がなければ罰せられることはありません。
もしあなたが再雇用後の毎日に物足りなさや惨めさを感じているなら、あるいは再雇用で働いている先輩が明らかに楽しそうではないなら、その会社で再雇用を選択するべきではありません。
対策は至ってシンプルです。つまらないと感じたら、できるだけ早くその会社を辞めることです。
貴重な時間を無駄にする必要はありません。
