同じことを2度聞かない

シニア層でなくても、転職後、職場に相談に乗ってくれる人物がいることは健全な精神状態を保つ上でとても重要です。会社を辞めてしまう原因は、給与や待遇や業務内容によるものと思われがちですが、相談相手がいないことも隠れた原因のひとつです。
転職したら、相談ができるような人物を見つけて、新たな職場生活を充実したものにするべきだと思います。困った問題をすぐに解決できる 精神状態は何事にも代え難いはずです。
しかし、人間関係ですから、簡単なものではありません。特にシニア層が新たな相談相手を作るときには「同じことを2度聞かない」ようにしてください。
困難が去れば忘れてしまう「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のような態度は人間関係を悪化させます。シニア層にはその傾向を持つ人が多く相談相手を作れない場面を見かけます。「困ったときにパニックになり、助けられたら完了」ではありません。次に同じことが起きたら対応できるように準備するかという態度を周りは見ています。相談に応じてくれたなら、メモを取るなり、一日の振り返りをするなりすることで、同じことを聞かずに済むはずです。
相談相手を作るには、「謙虚であること」と「同じことを2度聞かないこと」がポイントだと思います。

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