新しい人間関係をつくること

再雇用を選ぶ理由をおたずねすると「慣れた職場で働きたい」や「新しい職場は気が重い」などがあります。これらは仕事の内容よりも、人間関係のことを指すようです。今の人間関係を維持したいという気持ちの表れだと思います。

転職は、自分の周りの仕事上の人間関係がリセットされます。「知り合いが1人もいない集団に飛び込むことは大変なエネルギーが必要だ。再雇用を選択すれば、今の人間関係の中にいる方がストレスもないし、エネルギーも必要としない。」と考えるのは当然のことだと思います。

私は、59歳で会社を辞めてから2年経過しました。仕事上の人間関係はがらりと変わりました。年齢層や男女比も前の職場とは大違いです。でも、多くの人とコミュニケーションを取りながら、大きな問題やストレスもなく過ごしてます。

正直なところ、人間関係をつくることは、不得意な方です。最初の2ヶ月くらいは、人間関係をつくることに少々ストレスを感じました。しかし、「再雇用を選べば良かった」と後悔するまでには至ってません。逆に新たな人間関係をつくれたことはプラスになりました。多くの出会いはとても刺激的で、今の新しい同僚との関係は財産だと思っています。

転職での新しい人間関係づくりは「なんとかなっちゃう」はずです。新たな人間関係づくりが怖いという理由で再雇用を選択するのは、もったいない気がします。

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