安全第一で行きましょう

働く上で、何よりも優先すべきものは「安全」です。身体の安全、心の安全ともに大切なものです。シニア世代は、「ここからは危険だな」というラインを若い時に比べて下げる必要があります。

例えば、イスに登って高い棚にあるものを取る業務があったとして、少し自信がなかったら、止めておきます。若い人に頼むべきです。その依頼は、若い人には理解できないかもしれません。嫌な顔をされるかもしれません。でも自信のない作業は止めておきましょう。何よりも(人間関係よりも)「安全」が優先されるのです。労災が起きたら、本人だけでなく、雇用側も、同僚も巻き込んだことになるので、自己だけの問題ではなくなります。

身体だけではなく、心理面でも同様です。顧客と会社に挟まれるような状況が生まれそうだったら、早めに上長に報告すべきです。「心の怪我」も現在では「労災」です。自分のミスから、生まれた状況であっても、心が追い込まれそうならば、上長に怒られそうでも報告しましょう。何よりも(怒られるよりも)「安全」が大切なのです。

若い時なら、イスに登ってもバランスは崩しません。若い時なら多少の心理的プレッシャーなど平気だったはずです。でも今は体も心も若いときより弱くなっていることを自覚しましょう。「安全第一」です。

タイトルとURLをコピーしました