経験からくる自信をコントロールしよう

中高年にとって、経験からくる自信は財産であり、武器とも言えます。しかし、多くの「老害」の原因は、この経験からくる自信です。よって、経験からくる自信は両刃の剣であるため、自身でコントロールする必要があります。

中高年になると、これまでの経験から得た知識やスキルを活かすことで成功してきたという自信があります。そこから、「まだまだ、若いものには負けん」という心理も生まれます。

新しいことに挑戦するよりも、これまでやってきたことに固執してしまいます。自らは変化に対応しようとせず、新しいことは学びません。周囲との関係でも自信から周囲の意見を聞かなくなります。自分の考えを押し通そうとします。

職場で、新しいことを学ぼうとせず、周囲の意見を聞かない中高年は、雇用する側にとっては「老害」そのものです。

対応方法は簡単です。いらない経験や自信は、思い切って捨てましょう。何も残らないと思ったら、学べば良いのです。若い同僚にも頭を下げて教えてもらうのも良いでしょう。

中高年の転職では、「老害」要素がないか、雇用する側が面接でチェックしようとするはずです。謙虚な態度で面接に備えましょう。

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