お金と健康以外の大切なもの

別々の場所で、最近出会った、私と同年代(60代)の方の2人の共通点は、週3日のパートタイムと週1日無給のボランティア活動をされていることでした。ボランティアの内容をお聞きしたとき、とても良い表情でお話されていて、お二人とも充実した毎日を過ごされている印象を持ちました。

中高年になると頭の中は、うっかりするとお金と健康の2つで占められてしまいます。不安になることがあれば、お金と健康が原因であるし、中高年の友人と会うとお金と健康の話題ばかりとなります。私もつい先日、血圧が高くなり、不安になり、頭の中は血圧を下げることでいっぱいになってしまいました。

ここでお伝えしたいのは「ボランティアをしましょう」ということではなくて、中高年となったら、お金と健康以外の大切なことを再認識しましょうということです。

お金と健康以外の大切なこととは、抽象的な表現になりますが、自分のやりたかったことを追求する、大切な人との関係を大切にする、社会貢献をする、などではないでしょうか。それぞれに大切なものは異なるはずです。

その大切なものは、定年前までは、仕事や子育てが優先されて、時間がとれなかったり、手つかずのものだったりだと思います。

前述の2人はその大切なものが社会貢献であったと思います。週3日お金を稼ぎ、週1日社会貢献をするという生活をたまたま選んだということではないでしょうか。

お金と健康はとても重要ですが、それだけ追求していると、孤独が進み、生活がつまらないものになると思われます。「週3日勤務+週1日ボランティア」の新しい友人から、血圧で頭がいっぱいの私は学んだようです。

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