定年後を考えるには視界を広げましょう

定年後の先輩や同期の話はとても気になります。
成功例よりも失敗例の話の方が伝わりが早いのが不思議です。「○○さんが退職金をつぎ込んだ事業に失敗した」のような話はすぐに周りの人に伝わります。
成功例が伝わりにくく、失敗例ばかりが耳にはいると、これから生活を再構築しなければならない年齢層は不安が大きくなり、安全策の方向に意識が向き視界が狭くなります。「再雇用が安全だ」と考えてしまいます。狭い範囲の情報しか入ってこないと、狭い選択肢しか選べないと錯覚します。


「再雇用」に決める前に、定年後の生活設計については考える際は視界を広げることをお勧めします。例えば、50代後半になったら、ハローワークを訪ねてみる、学生時代の友人に話を聞いてみるなど、お金をかけない、手間をかけない小さなことでも視界を広がると思います。お金や時間のかかる怪しげなセミナーに行く必要はありません。
視界を広げるための小さな一歩を踏み出してみてください。

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