学ぶ場を活用しましょう。

世の中は、持てるものと持っていないものの格差が広がり、様々な場面で不公平な状況を目の当たりにすることが増えています。中高年になると、役職定年を迎えた自分と、役員になった同期の存在を目の当たりにすることもあります。公正とは言えない物差しで測られ、大きな差をつけられて、「あちらは余裕の老後だな」と思うこともあるでしょう。このような例だけでなく、世の中はあちらこちらで不公平で、格差が増す方向に進んでいます。

しかし、そのような時代でも、インターネットは公平なツールであると言えるでしょう。スマホやパソコンがあれば、独裁政権でない日本では情報難民になることはありません。今のところ、日本のネット社会は公平です。世界中の情報にアクセスする権利には、格差がありません。

その中でも、インターネットでの学習機会は特に公平に与えられています。世の中は不公平だらけですが、インターネットという公平な世界が保たれているのであれば、積極的に活用すべきだと思います。中高年にとっても、安価で良質な学び場を得ることができます。

以前、私はある仕事でGoogleのアプリケーションを学ぶ必要がありました。gaccoのサイトで無料で学ぶことができました。どこかの学校へ行って対面で学習したら、多額の費用が必要ですが、ネットの勉強は自分のペースで自分の空き時間に学べます。昔の経験だけで勝負する中高年にならないように、中高年は公平に得られる「学び場」を利用するべきだと思います。

具体的には、UdemyやCourseraといったオンライン学習プラットフォームでは、プログラミングやビジネス、語学など、様々な分野の講座を安価で受講することができます。また、YouTubeには、無料で学習できる動画が数多くあります。中高年向けの学習コミュニティも存在しており、同じ目標を持つ仲間と交流しながら学習することも可能です。

不公平な世の中を生き抜くために、中高年はインターネットという公平なツールを活用し、学び続けることが可能です。

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